2010年2月6日土曜日

銀行借入れを行う為に決算書はどうしておくべきか

自分で会社の登記を行い、何の知識もないまま進んできましたが、今反省している一つに決算書があります。

起業した際は特に借入れ等はなかったのですが、今後新規事業を本格的に行うにあたって、借入れを行おうと思ってました。そこでいくつか銀行をまわったのですが、厳しい状況です。。

まず、いくら銀行をまわろうが八方ふさがりになってしまっている理由の1つが、「保証協会」です。
もし初めて銀行から借り入れを行う場合は、よっぽどの理由がない限り、まず保証協会という協会の審査があります。これを通過しないと、銀行は貸してくれません。

弊社はこれに通過出来なかった為に、いくら銀行をまわろうが非常に難しい状況になってしまいました。
何故通らなかったかというと、いくつかあるのですが、簡単に言うと決算書の中身です。

現在3期目ですが、2期分の決算書が良くないのです。

キャッシュはそこまで危険な状態ではなかったので、そこまで決算書は気にしていなかったのですが、実は営業利益が赤字。
色々と訳あって最終的に赤字はまだ救いはあるとしても営業利益が赤字というのは、絶対にやってはいけないことですと銀行の人に言われました。

営業利益赤字の部分では、減価償却の金額も決算上は計算されていて、ダメな決算書になってました。
このあたりの事ももっと分かっていれば・・・もっと計画的に考えて進めていれば良かったと強く反省しています。

節税の為に経費でしっかり落とそうと考えている方もいると思いますが、それはあくまですごい利益が出ていて、決算も優秀な会社がやるものなのかなぁと浅はかながら今は思います。

これから決算書を良くしていくには、当たり前ですが売上を上げて販管費を下げる。
営業利益を黒字化させていく。


起業当時から、ちゃんと試算表を見てしっかりやってくれば良かったなぁと思います。
もう過ぎてしまった事なので、売上をもっともっと上げる!販管費をしっかり抑えて黒字化を目指します!

今は借入れする予定もない方も、いずれ何があるか分かりません。
いざという時に備えて、決算書は良くしておきましょう。

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